家の壁紙も、年月とともに剥がれや汚れが目に付くようになってきます。 ちょっとした剥がれなら、自前ですぐ補修できます。 私が行った補修を参考まで紹介します。
クロスとは
クロスと壁紙は同じ意味です。クロスは英語で「布」を指し、「ビニールクロス」とよく言われる壁紙の「ビニール」がとれた呼び名だということです。
クロスには色々種類があり、ビニールクロス、紙クロス、織物クロスがあります。一番安価で普及しているのがビニールクロスで、当然我が家でも採用しています。
目に付くようになってきた、クロスの剥がれ・汚れ
築10年が経過し、普段の生活で目に付くようになった剥がれ・汚れはこの3か所。
設置場所 | 状況 |
廊下天井 | 継ぎ目の剥がれ |
階段天井 | 継ぎ目に黒い空白 |
玄関 | 下駄箱と壁の継ぎ目に汚れ |

〔廊下天井〕継ぎ目の剥がれの補修
補修前
天井クロスの継ぎ目で接着力が時とともに弱くなり、一部垂れ下がってしまいました。

補修後
「クロスのはがれ補修セット」で補修。 剥がれたところにのりを注入し、その後ローラーで押さえつけました。 修理した2週間後、補修したあとが全くわかりません。


〔階段天井〕継ぎ目の黒い空白の補修
補修前
クロスの継ぎ目にあたる箇所に黒い空白地帯が現れたので補修しました。

補修後
「クロスの穴うめ材」で補修。 この穴うめ材は、画びょうで刺した後の穴埋めにも問題なく使えました。 修理した2週間後、補修したあとは、凝視しないとわかりません。

〔玄関〕下駄箱と壁の継ぎ目に汚れを綺麗に
補修前
壁クロス(写真 上)と下駄箱の板(写真 下)の間が汚れています。今までは黄色のテープで目隠ししていましたが、黄色いテープは汚れは隠せても、それ自体が目立ってます。

補修後
無印良品で見つけたマスキングテープを貼りました。 このマスキングテープは透過性がありますが、2重3重と重ねて張ると背後の汚れも見えづらく、周囲の白色となじんで汚れが目立ちません。



おわりに
目についた3か所補修しました。 手間も時間もほとんどかかりませんでした。 今後も歳月とともに、剥がれ・黒い空白などが目に付けば、その都度、補修し綺麗な内装を保ちたいと思います。
築10年を過ぎた家のメンテナンスをまとめましたので、良かったら参考にして、計画的な補修をしてください。

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