シェア畑で最初にやること・畝作り

シェア畑
シェア畑坪庭ガーデニング

 シェア畑に入会すると、野菜を育てる最初の作業として畝作りを教わります。  野菜作りの基本中の「き」だと思いますが、きちんと習ったことがなかったので勉強になりました。 具体的なやり方をご紹介します。 シェア畑を検討している方や、自分の畑で作りたいと思っている方は、是非参考にしてください。 

シェア畑での野菜作りの特徴

特徴
  1. 借りた畑は、畝作りから全て自分で作業!
  2. 有機質肥料を使って自然の力でおいしく!
  3. 無農薬なので安心!

1.借りた畑・畝での土づくり、野菜のお世話は全て自分で行います。 菜園アドバイザーの方は聞けば色々教えていただけますが、原則手は出しません。 良い結果も悪い結果もすべて自分次第です。

2.シェア畑では化学肥料は使用せず、牛糞・鶏糞たい肥や油かすなどの有機質肥料を使用し自然の力を利用して野菜を育てるので、旨みがギュッと詰まった野菜が収穫できます。

3.シェア畑では殺虫剤などの化学農薬は一切使いません。なので、収穫した野菜はその場で丸かじりできます。

シェア畑での畝作り

 畝作りは、通常、春夏野菜を植える前の3月と、秋冬野菜を植える前の8月末に行います。 シェア畑での畝の大きさや、肥料の量は掲示板に示されています。 教えてもらった作業自体は難しくなく、他の利用者が作った畝を参考にできますが、慣れないため1畝2時間ぐらいかかってしまいました。

掲示板で示されたウネの大きさ・肥料の種類及び量

土を耕す(荒起こし)

 スコップを使い、土を耕します。 土の中に空気を入れるとともに、石を取り除いたり、土の大きな塊を砕きます。

肥料を入れる(施肥・耕転)

 肥料を土に播き、クワで土のなかに漉き込みます。 「肥料は多すぎても、少なすぎてもダメ」なので、野菜により決められた量を入れます。

 肥料の分解過程で野菜に害のあるガスが発生してしまう等の理由から、肥料を土に入れ、1,2週間なじませた後、種蒔き・苗植えをする必要があります。

  • 発酵済みの肥料なら、1週間
  • 未発酵の肥料なら、2週間
坪があ
坪があ

土づくりをしたその日の種蒔きはNG!

最低1週間は空ける必要あります

種類特徴発酵有無
油かす窒素を多く含む有機質肥料未発酵
鶏ふんバランス良く栄養成分を含む有機質肥料発酵済み
牛ふん堆肥土中の微生物を元気にしてくれる堆肥発酵済み
腐葉土土中の微生物を元気にしてくれる堆肥発酵済み

ウネ立て

 土を盛り上げたものを「ウネ」と言います。ウネは以下の目的があります。

  • 水はけを良くする
  • 通気性を良くする
  • 肥料が雨で流れづらくなる
  • 植物の根が深く張れる

土を寄せてウネを作り、ならし板を使ってウネの側面と表面を平にならして形を整えます。

ならし板とクワ
坪があ
坪があ

ならし板にマジックで寸法表示が記載されており、

畝の大きさを決めるのに重宝します

ウネの側面をならしている
ウネの表目をならしている

マルチ張り

 マルチには様々な役割を期待しており、いい野菜を作るのに欠かせないアイテムです。

マルチの主な役割
  • 雑草防止効果
  • 保湿効果
  • 保温効果

 マルチは敷き方は、①畝の周りに溝を作り、②マルチを敷き、③端をマルチ留めで固定し、④マルチの裾を土で埋め縁を踏み固めます。 

縁を踏み固めたので足跡有

防虫ネット張り

 種を播いたら、芽が出る前に防虫ネットを張ります。 ダンポール(トンネル用の曲げられる支柱)を両端と中に立て、両サイドの裾はそれぞれ束ねで結び、Uピンで土にさして固定します。

 

 以上で、畝作りは完了し、シェア畑での次の作業は、種蒔き・苗植えになります。

自宅の坪庭の畑での畝作り

 シェア畑で習った畝作りを、早速自宅の畑で試してみました。 資材が足らず不格好ですが、徐々に完成に近づけます。

  • 肥料として、生ゴミや夏野菜の残渣を地中に埋めた(我が家の土づくり方式)
  • 自宅にあった板を「ならし板」として、ウネの整地に使用
  • マルチとマルチ留めピンは100均で購入
  • 虫よけネットは、100均になくホームセンターで購入。
  • ダンポール(トンネル用の曲げられる支柱)はホームセンターにもなく、園芸支柱で代用。
  • 真ん中に設置する園芸支柱がなく中だるみ状態。来週購入予定
坪があ
坪があ

自宅で畝を作ろうと思うと、

資材揃えるだけで、一苦労やな

 

シェア畑の入会するまでの手続

 オンライン説明会に参加し、実際に借りようと思っている農園を見学し、気にいればその場で契約できます。 詳しくはこちらを参照ください。

 

おわりに

 ウネって何?という初心者でしたが、やり方を見せてもらい、本で復習し、他の参加者が作った実例を参考にしながら、ウネを作れました。 これで私の家庭菜園スキルも一段階上がった気がします。 

坪があ
坪があ

趣味を上達させるには、

我流より習うのが早くて確実だな

シェア畑の状況報告

 これから、シェア畑で色々な野菜作りを通じて、家庭菜園に関する知識を学んでいく予定です。 月に1回ぐらい経過ブログを書きますので、良かったら読んでください☆

管理人
坪があ

関東圏在住、50代男性です。 10年前に家を買ってのを契機に野菜ごみのたい肥化し、花や野菜を育てはじめました。 シェア畑を借りて野菜の育て方を勉強中。 目標は、野菜ごみ堆肥を使い坪庭で育ては食材だけで、夕食の一品を作ることです。 土壌医検定3級合格(土づくりアドバイザー)

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