『アイビー』の成長記録です。 アイビーは、ウコギ科キヅタ属(木蔦属)に分類される植物で、白い斑入りやマーブル模様、一風変わった形など様々な種類の葉がある、つる性の常緑低木です。 育てやすく常緑のまま冬を越し、グランドカバープランツとして使えるのが魅力です。
我が家では,2019年からプランターで育成しています。 葉の色が悪くなり、場所も取り過ぎていたため、2021年には、一部切り出し根切りして、植え替えしました。 今回の記事では,葉の色や形の移り変わりも含めた成長記録について紹介します。
基本情報
園芸分類 | 観葉植物 |
形態 | つる植物 |
原産地 | 北アフリカ、ヨーロッパ、アジア |
草丈/樹高 | つるは長さ10m以上になる |
耐寒性 | 普通~強い(種類による) |
耐暑性 | 強い |
特性・用途 | つる性,耐寒性が強い,日陰でも育つ,初心者でも育てやすい,グラウンドカバーにできる,常緑性 |
アイビーの種類
登録されている園芸品種だけでも500種に上ると言われています。 日本にも約100種ほど導入されており、葉の形や色などバリエーションに富んでいます。
引用元:一目でわかるアイビーの見分け方と優秀品種40選 (a-t-g.jp)
日当たり
日陰でも育ちます。 我が家では、午前中しか日が当たらない場所で育てています。
水やり
プランターの寄せ植えした花に、水やりする時に一緒にあげます。 夏は毎日、冬は週1回程度で大丈夫です。
成長記録
玄関先にある門柱脇の木製プランターに植え育てています。 午前中、かつ柱の影にならない時しか日が当たらない場所です。
2019年4月(寄せ植え)
木製プランター右端の空いているスペースに、ホームセンターで購入したアイビーを1株、寄せ植えしました。
2019年7月(成長)
柱の陰であまり見えませんが、徐々にアイビーが蔓を伸ばしています。
2019年10月(成長)
木製プランター右側に植えたアイビーが、プランター左側まで蔓を伸ばし勢力を拡大しています。 葉は、濃い緑に複雑な白の模様が入っており綺麗です。
2020年8月(葉の変色)
アイビーの葉が、黄緑色と以前の緑色より薄くなっています。 木製プランター内の土の養分がなくなってきた影響だと思われます。
2021年8月(葉の縮小)
葉の色付は悪いままですが、更に、葉の大きさが小さくなりました。 ここまでくると玄関先を彩るグランドカバーとしては、貧弱で見栄えも悪いので失格です。
2021年8月(根切り・植え替え)
植え替えのため、木製プランターからアイビーを取り出すと、根が木箱全体に張り巡らされていて、押し寿司のような姿でした!
アイビーを再生させるべく、一部を切り出して、根の間にある土をだして、根を短く切りました。
ペンキを塗り直した木製プランターに、アイビーの一部を植え替えました。
2021年12月(再成長)
色合いは、暗い緑のままですが、葉が多くなり成長しています。 根切しましたが、問題はなさそうです。
2022年5月(新緑)
春になり、葉の色合いが明るくなりました! アイビー完全復活です。 植えた初期と比べ、葉の模様が簡素化されているように見えます。
おわりに
今回は,グランドカバープランツとして重宝する「アイビー」の成長と植え替え後の姿を紹介しました。 初心者にも育てやすい植物です。 ただプランターで実際育ててみると,「常緑の色と個性ある模様・形が、時が経つにつれて悪くなること」「根切りと土の入れ替えで復活すること」がわかりました。
常緑のグランドカバーとしてプランターでも長期に亘って使え、とてもおススメの植物です。
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