マーガレットは、菊の一種で、明治時代にヨーロッパから伝わり、春にたくさんの花を咲かせます。
最初は鉢植えでしたが、花が枯れ畑の隅に移植し放置したところ、春にまた花が咲き始めました。 4年経過しても春に綺麗な花が咲いています。 華やかな生命力が強い多年草で、外周りの彩りにおススメです。 今回はその栽培記録を紹介しますので、育て方の参考にしてください。
基本情報
園芸分類 | 草花 |
形態 | 低木 |
原産地 | スペイン領カナリア諸島 |
草丈/樹高 | 30~100cm |
特性・用途 | 常緑性,開花期が長い,香りがある |
開花時期
基本的には、4月5月に咲きます。 秋や冬に少しだけ咲く場合もあります。
日当たり
我が家では、日当たりの良い場所で育てています。
水やり
他の花と同様で、鉢ならば、夏は毎日、冬は週1回程度で大丈夫です。
マーガレットの花の種類
花の形の特徴によって、「八重咲き」「ひと重咲き」「丁字咲き」があります。我が家で育てた2種類をご紹介します。
八重咲き
筒状花があるはずの花芯部分が、外側にある舌状花と同じような花びら状に変化しているタイプ。花びらがたっぷりと何層にも重なっているので、愛らしい印象です。
ひと重咲き
花芯の周りをぐるりと一周、花びらが囲む、代表的な花形です。
栽培記録(八重咲きマーガレット)
最初はハンギングプランターで育てました。 花が枯れたあとは、畑の片隅に地植えし放置していたところ、翌年に花を咲かせました。 移植を繰り返しても、4年目も咲いています。
2020年12月(鉢植え)
ホームセンターで購入し、玄関門柱のハンギングプランターに植えました。
2021年2月(地植え)
花が枯れ玄関前には置いておけないので、畑の空いている場所に地植えしました。
2021年4月(開花そして移植)
春になり暖かくなると、ポツポツ花が咲いてきました。
綺麗な花が咲いてきたので、半分づつ人の目に付く箇所に移植しました。 鉢に入れ「玄関前の門柱」と、地植えで「駐輪場脇」ナデシコの横です。
「玄関前の門柱」に鉢植え | 「駐輪場脇」に地植え |
2021年7月(再び地植え)
鉢植えのマーガレットが枯れ、玄関前には置いておけないので、再度畑の空いている場所に地植えしました。
2022年3月(再び地植え)
「駐輪場脇」ナデシコが枯れたので、畑のマーガレットを移植し、この箇所全面マーガレットにしました。
2022年5月(満開)
暖かくなるにつれて、花が咲き出し5月GWごろには満開です。 凄く綺麗なんですが、丈が伸び、通路にはみ出しているので、自転車の通行には邪魔です。 不便ですが、花の咲いている期間だけと思い我慢しています。
2023年5月(満開)
23年も前年同様、植えている敷地からはみ出して、マーガレットが咲きました。 肥料は与えず、生ゴミを堆肥化させた土を追加したのみのため、コスパは最高に良いです。
栽培記録(ひと重咲きマーガレット)
ホームセンターで購入し、最初は鉢で育てました。 花が枯れたあとは、空き地に地植えしたところ、春に再度花を咲かせ始めました。 鉢に移植し堆肥を与えたところ、翌年も多数の花が綺麗に咲き誇りました!
2021年11月(鉢植え)
購入直後が一番綺麗に花が咲き誇っていました。
2021年12月(開花継続中)
枯れたら花がらを摘んだので、ポツポツ花が無くなってきました。
2022年2月(地植え)
花も茎も枯れてきたので、玄関横の花壇に地植えしました。
2022年4月(開花)
暖かくなると、青々しい葉が茂ってきて、綺麗なピンクの花が咲き始めました。 以前咲いた花と違い小ぶりなピンクの花です。
2022年5月(鉢に移植)
花壇に別の植物を植えたい一方、咲いているマーガレットを捨てるのは勿体ないと考え、鉢に入れ門柱前に飾りました。
2022年7月(開花時期終了)
花は枯れるが蕾がないことから、開花時期が終了しました。
2022年10月(一部開花)
秋になると少しだけ花が咲きましたが、春に比べると蕾ができる数が少なく、開花時期は直ぐ終了しました。
2023年2月(堆肥を追加)
葉の色が薄くなってきたので、肥料不足と考え、生ゴミを堆肥化している土を追加で鉢に入れました。
2023年3月(開花)
蕾を多数付け、花が咲き始めました。 購入したときのような、濃いピンクの大きな花です。
2023年4月(満開)
鉢からはみ出すぐらい多数の花が咲き誇りました。 とても華やかです!
2023年5月(一斉に枯れる)
咲くのが一斉だと、枯れるのも一斉で、全面花がらとなりました。
花がら摘み
私は、ハサミでなるべく根元から切っています。 花がらを摘むと奥に無数の蕾が隠れていることが分かります。 早めに花がらを摘んで、栄養と光を蕾に与えて開花を促進するようにしています。
まとめ
今回は,マーガレットの栽培記録を紹介しました。 深く考えず,花が枯れた後に地植えしたら,冬を越し、春に綺麗な花を咲かせてくれました。 生命力が強く、数年にわたって楽しめるので、コスパのよい植物です。
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