壁にエアコンをつけれない場合、部屋を冷やす選択肢の一つとして「スポットクーラー」があります。 スポットクーラーは、移動可能で比較的安価ですが、排気をどう処理するかが課題となります。 我が家の排気口確保した方法を紹介しますので、良かったら参考にしてください。
スポットクーラーとは
昨年、2階の子供部屋に家庭用クーラーの代用として購入しました。 普通のクーラーを設置したかったのですが、隣家との隙間が狭く、室外機と接続するホースを設置する工事費だけで10万円以上かかることが判明したため断念しました。
【スポットクーラーの特徴】
・設置工事が不要で、室外機なし。
・どこにでも置ける移動式クーラー。キャスター付きで移動ラクラク
・冷やす仕組みとしては家庭用のクーラーと同じ
・吸い込んだ空気を本体内部で冷風と温風に分け、吹き出し口からは冷たい風を、排気口からは温かい風を逃がします。
スポットクーラーの排熱を逃す排気口
排気口の確保
スポットクーラー背面から出る排熱を室外に逃すために、壁に設置されている自然換気口のパネルを取り外し、スポットクーラー用窓枠パネルを取付けました。 壁の貫通口を使って、排熱を室外に逃がすことができます。
窓枠パネルを取り付ける際は、パネルと壁の間から排気が漏れ出ないよう、発砲ウレタンで隙間を埋めました。 白いモコモコしているのが、昨年自前で充填した発砲ウレタンです。
シーズンオフの排気口の保管状態
使用しないときは、排気ダクトとドレンホースを本体から外し、窓枠パネルも蓋をしておきました。 壁の貫通口から冷気が入ってこないように、気泡緩衝材(プチプチ)を入れておきました。
夏に向けて排気口と再接続
排気ダクトを本体と窓枠パネルに取り付けました。 除湿したときのみドレンが発生するので、冷房で使用する際はドレン発生しませんが、念のためドレンホースとその先に受けのペットドボルトおきました。 回したりはめ込むだけなので、工具類は不要です。
試運転
接続が完了した後に機器を動かし、排気の排出先である「像の鼻」から、熱風が出ていることを手をかざして確認しました。
補修
発砲ウレタンで窓枠パネルと壁の間を埋めた箇所を、1年後に手をかざしてみると、若干空気が漏れていました。 運転に支障ありませんが、若干効率が落ちるので、内側からバスボンドを使って漏れている箇所をふさぎました。
使用した機材
移動式エアコンが、付属の排熱パネルとダクト込みで購入できます。
窓枠パネルと壁の隙間を発砲ウレタンで埋めています。スプレイするだけで簡単にウレタンで隙間埋め出来ます。
発砲ウレタンで埋めた箇所の補修に使いました。
終わりに
スポットクーラーの設置以外にも、家のメンテナンスについてまとめています。 良かったら、参考にしてください。
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