こんにちは、毎週生ゴミを埋めている[坪があ]です。 気温が20℃前後の春に、生ゴミが土の中で分解される速さを確認しました。 気温が高くなり、春は冬より早く土に還ります。 米ぬかをまぶすことで、土中の温度が上昇しており、分解が早くなります。
庭の畑に埋める生ゴミの中身
4月9日に、キッチンで1週間溜めた2.8kg(3.5-0.7)の 生ゴミを埋めました。 キャベツの外皮などの「野菜の皮」と「ドリップコーヒー・麦茶パック」などです。
生ゴミの観察概要
生ごみの状態変化
生ごみを土に埋めてから、1週間毎に掘り起こし、分解状況を確認しました。 掘り起こすということは、土の中に酸素を供給することになるため、分解を促進する効果があります。 4月23日には、大きな野菜くずの塊を分解するため、米ぬかをまぶしました。
- 4月9日 生ゴミ埋め
- 4月16日 掘り起こし、状態確認(土中へ酸素供給)
- 4月23日 掘り起こし、状態確認(土中へ酸素供給)、米ぬかまぶし
- 5月 2日 掘り起こし、状態確認(土中へ酸素供給)
気温、地温の変化
生ごみを埋めた直後は、気温と地温がほぼ一緒でしたが、掘り起こして酸素を供給した後、地温が気温より高くなりました。 更に米ぬかをまぶした後は、地温と気温の差が大きくなりました。 酸素や米ぬかの影響で微生物の働きが活発になり、生ゴミが早く分解され、その熱により地温が高くなると推定しています。
生ゴミの観察結果(詳細)
4月9日 生ゴミを埋めた状況(初期状態)
玄関横の畑に深さ約30cmの穴を掘りました。 この場所は、塩ビの排水管が埋まっており、避けて穴を掘りました。 その穴に生ゴミを入れ、上から土を被せました。
4月16日 掘り起こし、状態確認(土中へ酸素供給)
掘り起こすと、キャベツの皮やニンジンの皮など、薄い柔らかい野菜くずは見当たりません、土に還ったようです。 しかし、キャベツの芯、パイナップルの葉っぱの部分、ドリップコーヒー粕など塊が大きく固い部分は原型をとどめています。 早く土に還したいときは、ハサミで細かく切り刻むことが有効そうです。
4月23日 掘り起こし、状態確認(土中へ酸素供給)、米ぬかまぶし
掘り起こすと、キャベツの芯、パイナップルの葉っぱの部分など塊が大きく固い部分は原型をとどめており、先週と見た目変化ありません。
分解を促進するため、米ぬかをまぶしてから、再度土に埋め戻しました。
5月 2日 掘り起こし、状態確認(土中へ酸素供給)
掘り起こすと、キャベツの芯、パイナップルの葉っぱの部分など、全体に土が付いており塊が一回り小さくなっています。 また、掘り起こした際に、ドブ臭(土の匂い)も感じられ、匂いからも分解が進んでいることが確認できます。
気温と地温の変化データ
気温と地温を同時に図る温度計を用い、気温は地上約2cm、地温は地下約2cmの箇所を測定しました。
4月9日 | 4月10日 | 4月13日 | 4月16日 |
4月17日 | 4月19日 | 4月20日 | 4月23日 |
4月25日 | 4月25日夜 | 4月26日夜 | 4月27日夜 |
4月28 | 5月2日 |
おわりに
冬の生ゴミの分解速度との比較
冬の生ゴミの分解速度を確認した記事は、ココです。 冬は、りんご・バナナの皮・大根の根元等小さく薄い野菜くずでも、確認できなくなるまでに、3週間かかりました。 気温が高くなると、土に還るのも早くなります。
生ゴミの分解に効果的なこと
約1か月間観察した結果、生ゴミを早く分解させ土に還すには、以下の事柄が確認出来ました。
- キャベツの皮など薄い野菜くずは、1週間ほどで土に還る
- 冬より春、気温が高いと分解も早い
- キャベツの芯やパイナップの根元などの塊は、細かく切り、土と触れる断面積を増やすことが有効
- 米ぬかをまぶすと、分解が促進される
- 米ぬかをまぶした後、掘り起こすとドブ臭(土の匂い)がする
晩酌はノンアルビールで
農作業後の晩酌は、ドイツ製のノンアルコールビールがおススメです。 ビールそのものの味が楽しめ、酔わずに、安くて、添加物なしで健康的です。
飲まないと、夜に本を読んだりブログを書いたりと、色々活動ができます。体調管理も容易にでき、良いこと尽くめです。
ランキングの参加
本ブログ記事を、最後までご覧いただきありがとうございます。
2つのランキングに参加してます!
下のバナーをポチッと応援よろしくお願いします☆
コメントはお気軽に!