青しそ(大葉)の香りは、「こぼれ種」より新たに植えた方が断然いい!?

 青しそ(大葉)はとても生命力がつよく、前年育てたこぼれ種から、勝手に発芽し、成長します。 「こぼれ種」と「新たに購入した苗」、最初は風味の違いが判りましたが、同じ環境で栽培していると差が無くなりました。 香りや味は、種の良し悪しより環境に大きく依存すると思われます。

目次

「こぼれ種」と「購入した苗」の青しそ(大葉)の比較

 こぼれ種から勝手に生長した青しそと、苗を購入して移植し育てている青しそを、畑の隅の同じ場所に移植し育てています。

左は苗を購入した青しそ、右はこぼれ種から育った青しそ

育成初期

 葉を一枚づつ収穫して比較したところ、見た目は両方とも「青しそ」ですが、こぼれ種から成長した青しそは、香りが少ないうえ悪い意味で「生命力を感じる」香りがしました。

左はこぼれ種から育った青しそ、右は苗を購入した青しそ
坪があ
坪があ

二つの青しそ、違いわかる?

よめ
よめ

大きい方(こぼれ種)は、

生命力が強い変な香りがする

育成後期

 同じ場所に隣り合わせに植えて栽培。 9月になり大きく育ち、香りや味を比較してみると・・・違いが判りませんでした。 

  • 両方とも青しその香りがほのかにする
  • 両方とも、スーパーで売っている青じそより、美味しくない。 固めの食感

 香りや味が同じということは、種の良し悪しより、日光の当たり方、土壌水分の多寡、土壌の栄養等の環境条件に大きく依存すると思われます。 

坪があ
坪があ

スーパーで売っている美味しい青しそは、

どうやって栽培すればできるのだろう?

青しそは交雑して、徐々に香りの質を落とす

 ネットで調べてみると、一般的にこぼれ種の青シソは、徐々に香りの質が落ちていくようです。

 シソは春に種を蒔いて適宜収穫して、秋に花が咲いて種を着け、冬前に寒さで枯れる「春撒き一年草」として扱うのが一般的だそうです。 自然な交雑によるこぼれダネが翌年よく発芽するが、香りのよい葉を収穫するためには毎年新しい種を蒔き直すのが賢明だ。 

青シソだけを植えていても、数年のうちには徐々に香りの質が落ちていくといわれます。

シソは交雑しやすく、青シソと赤シソはお互いに交雑し、エゴマとも交雑します。一度雑種化したシソはもう元の青シソ赤シソに戻ることはなく、なんだかわからないシソっぽいものが毎年大発生することになります。

青しそのこぼれ種の凄まじい生命力

〔今年〕ポットから主役を押しのけ発芽

 ポットにパセリや朝顔の種を植え、育苗を計画していましたが、期待していない青しそだけが発芽しました。 こぼれ種は凄まじい生命力です。

左列:パセリの種、右列:朝顔の種
パセリの種を播いたポット
朝顔の種を播いたポット

 鉢に花を植えていましたが、冬の花が枯れた代わりに、こぼれ種から青しそが発芽し成長しています。

花を植えていた鉢

 一方、青しその種を播いても発芽しませんでした。 こぼれ種は勝手に生長するが、種蒔きは難しい😭

〔昨年〕坪庭の至るところに青シソが発芽

 数年前に育てた青しそのこぼれ種が、色々な場所から発芽しました。 青しその種を含む野菜残渣や枯れた花を、生ゴミと一緒に庭のあちこち(②~⑤)に埋め、鉢(①)にもその土を入れたのが原因です。

青シソの発芽箇所①~⑤
① 青シソ発芽
② 青シソ発芽
③ 青シソ発芽
④ 青シソ発芽
⑤ 青シソ発芽

 なお、庭のあちこちに穴をほって生ゴミや野菜残渣を埋めている理由はコチラ↓を参照ください。

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おわりに

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この記事を書いた人

関東圏在住、50代男性です。 10年前に家を買ってのを契機に野菜ごみのたい肥化し、花や野菜を育てはじめました。 シェア畑を借りて野菜の育て方を勉強中。 目標は、野菜ごみ堆肥を使い坪庭で育ては食材だけで、夕食の一品を作ることです。 土壌医検定3級合格(土づくりアドバイザー)

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