【12品目】カボチャをミニ菜園で収穫!一坪畑でも2.5kg

 我が家の一坪程度の畑で、年間何種類の野菜を収穫できるか、チャレンジしています。 今週は、生ゴミを埋めた場所から勝手に生えたカボチャの収穫状況を紹介します。

目次

2024年挑戦のルール

 一坪ミニ菜園で一年間何種類の野菜を収穫できるか、無農薬、無肥料で挑戦しています。 

  • 期間:2024年1~12月(1年間)
  • 場所:我が家の一坪ミニ菜園
  • 目標:年間32種類の野菜収穫し食べる
  • 無農薬・無肥料、生ゴミや残渣を使った堆肥のみ (実践例は以下ブログ)

収穫12品目・カボチャ

 2024年の収穫12番は、生ゴミを埋めた場所から勝手に生えたカボチャです。 病害虫の被害も少なく初心者でも育てやすい野菜ですが、蔓が広がり場所をとります。 我が家の一坪程度の狭い栽培面積の畑でかなり工夫して栽培しました。

発芽・成長

 生ゴミを埋めた場所から、勝手に発芽しました。 ジャガイモとカボチャは、両方とも生ゴミを埋めるとかなりの確率で発芽する、生命力が非常に強い野菜です。

 4月16日時点では、ジャガイモの株(写真右側)がカボチャ2株(写真左側)より大きいのですが、カボチャの成長は非常に早く、約1か月後の5月10日ではカボチャの葉がジャガイモの葉を上回る大きさに成長しました。

4月16日 発芽確認
5月10日 カボチャ用支柱立て

蔓の誘引

 狭い畑で、蔓を伸ばせる場所がないので、上に伸ばした後に雨樋と外壁の間を通して、隣の区画に蔓を誘引。 支柱の補強は、物干し台と紐で固定。 家と畑が隣り合っている立地の有効活用です。

  1. 支柱を立てて垂直方向に吸引
  2. 支柱が倒れないように、物干し台と支柱を紐で固定
  3. 雨樋と外壁の間に蔓を通し、隣の区画へ
①支柱を立てて垂直方向に吸引
②物干し台と支柱を紐で固定
③雨樋と外壁の間に蔓を通し、隣の区画へ

人工受粉

 まず雄花が多数咲き、その先の蔓に雌花が咲きました。 雌花は、花びらの下に子房があり見た目で判別できます。 雄花を切り取り雌花に人口受粉させました。 

雌花(花びらの下に子房あり)
開花している雄花たち
6月7日 人工授粉

果実の支え

 受粉した後は、子房が大きくなっていきました。 空中に吊り下がっている状態なので、重くなり蔓が切れないよう、虫取り網を使い持ち上げました。 

6月13日(受粉6日後)
6月16日(受粉9日後)
6月16日(受粉9日後)

果実の日焼け止め

 カボチャは日焼けに弱い野菜です。 枯れ葉を伐採すると、直射日光が果実に当たるため新聞の広告で覆いました。 広告紙は、新聞紙より油分が多いため、水に濡れても破れにくく果実に張り付きにくいです。

受粉30日後、枯れ葉を伐採したため、直射日光に当り白っぽくなっている
果実を新聞の広告で覆った
上空からの写真、枯れて白っぽい葉を伐採しているので、果実周りは葉が無い

蔓のばく進

 上空から見ると蔓が爆発的に成長している様子が分かります。 6月2日には雨樋付近だった蔓の先端が、3週間後の6月23日には、支柱に張った麻紐に沿って敷地境界まで伸びました! 

受粉時は、カボチャの葉は写真下部中央のみ
受粉後20日程度で、建物に沿って蔓を伸ばし、写真中央から右側全てカボチャの葉

 インゲンやレタスは、その真上をカボチャの蔓が張ったため、日が当たらなくなり成長が遅くなってしまいました。

横から見たカボチャの蔓、麻紐に沿って空中に伸びている
カボチャ真下の日光が当たりにくい場所で育てているインゲンとレタス

収穫

 狭い庭で苦労しながら育てたカボチャを、花が咲いて40日経過した7月17日に収穫しました! 実の周りの葉は枯れ切り落としたため、蔓だけ。 収穫後重量を測定すると2.5kg! 立派ななカボチャ収穫です!! 

7月17日 収穫直前の状態
収穫したカボチャ 2.5kg

熟成させ食す

 10日程度、涼しいところで寝かせた後調理しました。 半分に切ると実も詰まって、種も真ん中にある普通?のカボチャです。 ワタを取り、分割して必要分だけ調理し、後は冷蔵庫で保管。

7月28日 調理寸前のカボチャ
カボチャを半分に切った状態
カボチャを6分割しワタを取った状態
取り除いたワタ

 最初は定番のカボチャの煮物と焼き物を作りました。 しっかりした味で、スーパーで購入したものと同様で美味でした。

カボチャの煮物
カボチャの甘辛焼き

収穫の実績と予定

 目標32品目に対して、12品収穫‼ 進捗率38%です。

 一坪ミニ菜園で一年間何種類の野菜を収穫できるか、その挑戦の状況をブログとXで報告していきます。 またブログでも週1回のペースでミニ菜園の状況をまとめて報告しています。 

収穫した野菜
  1. ケール
  2. パセリ
  3. ほうれん草
  4. 万能葉ネギ
  5. 絹さやエンドウ
  6. 春菊
  7. レタスMIX
  8. ジャガイモ
  9. ピーマン
  10. 大葉(青じそ)
  11. ミニトマト
  12. カボチャ

(年間目標32品目)

栽培中の野菜
  • ニンジン
  • ミョウガ
  • 九条ネギ
  • つるありインゲン
  • メロン
  • サツマイモ
  • オクラ
  • キュウリ
これから栽培開始予定
  • サニーレタス(8月種蒔き)
  • 玉レタス(8月種蒔き)
  • ビーツ(8月種蒔き)
  • 春菊、ケール、キャベツ、ブロッコリー(10月)

おわりに

 最後に私のお気に入りグッズや本を紹介します。

 一坪の畑で多品種栽培する参考にした本はコチラ↓

 生ゴミをキッチンコンポストに入れて1週間溜まったら直接畑に埋めていますが、おしゃれなコンポストがあるので庭にあると堆肥化も楽しくなりますよね。 今度買いたいと思っているのがコチラ↓

 毎日使うジョーロ、私はこのブリキ製4Lと大きめのジョーロがお気に入りです。 プラスチックと違い日焼けせずオシャレです。

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この記事を書いた人

関東圏在住、50代男性です。 10年前に家を買ってのを契機に野菜ごみのたい肥化し、花や野菜を育てはじめました。 シェア畑を借りて野菜の育て方を勉強中。 目標は、野菜ごみ堆肥を使い坪庭で育ては食材だけで、夕食の一品を作ることです。 土壌医検定3級合格(土づくりアドバイザー)

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