庭の狭い敷地だと、枝がどんどん伸びるミニトマトを長く収穫するの難しいですよね。 支柱を一本立でも、工夫すれば収穫期間を長くできます。 具体的には、支柱天辺まで枝が到達したら枝をづり下ろして、上へ成長できるスペースを作ってあげる方法です。 私が実践した事例をご紹介します。 皆さんの家庭菜園の参考にしていただければ幸いです。
ミニトマトの栽培概要
苗を植え、支柱を1本たて、支柱に沿って垂直に伸ばします。 ミニトマトの枝が支柱天辺に到達したら、枝を根元付近で曲げ枝全体をづり下します。 これを繰り返せば、ミニトマトは無限に成長可能です!
栽培概要
4月9日に苗を植え、9月25日に撤収まで約5か月、楽しませてもらいました。
日付 | 出来事 |
4月9日 | 苗植え |
7月10日 | ズリ下し1回目 |
7月17日 | ズリ下し2回目 |
7月24日 | ズリ下し3回目 |
(適宜) | ズリ下し |
9月10日 | 最終ズリ下し |
9月14日 | 最後の収穫 |
9月25日 | 撤収 |
ミニトマトの苗
苗は、「濃厚な甘み」「病気に強く育てやすい」がうたい文句のフルーツトマト、商品名「サンオレンジ」をホームセンターで購入しました。 4月9日に庭の畑に移植しました。 移植1か月後に、成長した枝を支柱に括りつけて、垂直仕立て栽培を始めました。
支柱一本での栽培場所
自宅の敷地の縁に作った、細長い畑にミニトマトの苗を植えて育てています。 場所が狭く支柱を複数本立てづらいこともあり、支柱一本で垂直仕立てにして育てています。
支柱1本の固定方法
支柱1本だと安定しませんが、隣家との境界フェンスの間に筋交いを2本入れることで、多少の風ではびくともしません。 筋交いに使う棒は100均で売っており、支柱に嵌るような構造です。 フェンスにはカチッと嵌らないので、園芸用のワイヤーを巻き付けることで、脱落しないようにしています。
づり下ろしの状況
1回目のづり下ろし(7月10日)
枝が頂点を超えたので、枝全体のズリ下しました。 づり下ろす時に「ポキッ」と嫌な音がしたので、根元を見ると大きく曲がっていましたが、その後も無事の育ってくれています😮💨
3回目のづり下ろし(7月24日)
N回目のづり下ろし(9月10日)
根元付近の葉は枯れ、枝は大きく曲がっています。 曲がり癖が付いているので、枝は簡単に曲がるようになりました。 しかし、上部の葉も少なくなり実がほどんどならなくなりました。
づり下ろし時の注意点
大した作業ではありませんが、以下気を付けて作業しています。
- 最初は、枝が曲げづらいので、無理せず短いづり下ろし長さ
- 力が集中しそうな根元付近で枝が折れないように、支柱と枝を園芸用ワイヤで固定
- 収穫を終え、余分になった枝は伐採し、曲げやすくする
最後の収穫(9月14日)
上部枝には花が咲くが実が生らなくなりました。 下部の枝になった実が最後2個赤くなったので収穫しました。
撤収(9月25日)
上部はまだ花は咲くものの、実が生らず、下部の枝は葉も実のなくツンツルテン状態。 最近気温も下がってきており、もう収穫は望めないと判断し撤収しました。
垂直仕立て栽培の参考
キュウリやブロッコリーの「垂直仕立て栽培」は、この本を参考にしています。 良かったら読んでみてください。
キュウリもツル下ろしして支柱一本で育てています。実録のブログも参照ください。
おわりに
狭い場所でも美味しいミニトマトが多数収穫できます。 後半に入ると実の付き方が悪くなるので、今後改善して、垂直仕立て栽培を極めていきたいです。
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